Shopify・BASE・STORESの料金や特徴を比較!

2022.06.13(月)
コラム
Shopify・BASE・STORESの料金や特徴を比較!
この記事は約10分で読めます。

ECサイトを構築する際、どのプラットフォームを使うか迷う方も多いと思います。

なかでも有名プラットフォームのShopify(ショッピファイ)・BASE(ベイス)・STORES(ストアーズ)の3社を比較して検討したいと考える人は少なくありません。

この3社は一見同じようなシステムにみえますが、じつは料金や機能が大きく異なります。そこで今回は、Shopify・BASE・STORESの3つのプラットフォームの特徴を徹底比較します。

Shopify・BASE・STORESの比較表

Shopify・BASE・STORESの比較表のイメージ画像

Shopify・BASE・STORESのどれがEC運営に最適かは、予算や目的、運営体制などによって異なります。ここでは項目ごとの比較表と、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
(情報はすべて2022年5月時点)

料金・手数料

  Shopify BASE STORES
初期費用 無料 無料 無料
月額費用 ・ベーシックプラン:29米ドル
スタンダードプラン:79米ドル
プレミアムプラン:299米ドル
・スタンダードプラン:0円
・グロースプラン:5,980円
・フリープラン:0円
・スタンダードプラン:2,178円(クレジット払いのみ初月無料)
決済手数料 3.25%〜4.15%※ ・スタンダードプラン:3.6%+40円
・グロースプラン:2.9%
・フリープラン:5%
・スタンダードプラン:3.6%
販売手数料 無料(Shopify ペイメント利用時) 3%(スタンダードプランのみ) 無料
入金手数料 無料(Shopify ペイメント利用時) 振込手数料:250円
事務手数料:2万円未満500円
1万円未満:550円
1万円以上:275円
入金サイクル 金曜日(毎週または毎月から選択) 申請から10営業日 月末締めの翌月末払い

※クレジットカードの種類によって手数料が変わります。

Shopify・BASE・STORESの3社とも初期費用は無料となっています。また、月額費用はShopifyは有料プランのみ、BASEとSTORESはプランによって無料・有料から選べます。

決済手数料は各社カードの種類やプランによって異なりますが、BASEのみ取引手数料がかかります。

さらに、売上金を入金する際の入金手数料はShopifyのみ無料で、BASEとSTORESは有料となっています。

決済方法

  Shopify BASE STORES
クレジットカード ・Visa
・Mastercard
・American Express・JCB
・Diners
・VISA
・MasterCard
・American Express
・JCB
・VISA
・Master
・American Express
・JCB
・Diners
オンライン(ID)決済 ・Amazon Pay
・Apple Pay
・Google Pay
・PayPal
・PayPay
・LINEPay
・メルペイ
・楽天ペイ
・shopPay
・bitpay
・Amazon Pay
・PayPal
・Amazon Pay(スタンダードプランのみ)
・PayPal
・楽天ペイ
キャリア決済 ・docomo
・au
・SoftBank
・docomo
・au
・SoftBank
・UQmobile
・Y!mobile
・docomo
・au
・SoftBank
コンビニ決済
銀行振込
代金引換 不可 可(スタンダードプランのみ)
後払い決済 可(要サービス連携)

3社のなかでもっとも決済方法の種類が多いのはShopifyで、その数はなんと29種類。(2020年10月時点)

Shopifyが提供する「Shopify ペイメント」を利用することで、幅広いオンライン決済の利用が可能になり、さらに各種クレジットカードの手数料が無料になります。

ユーザーによって希望する支払い方法は異なるため、決済直前での取りこぼしを防ぐためにも、支払い時の選択肢が多いことは大きなメリットとなります。

サイト制作機能

  Shopify BASE STORES
商品登録数 無制限 無制限(1日最大1,000件) 無制限
商品画像の登録数(1商品) 250枚 20枚 ・フリープラン:15枚
・スタンダードプラン:30枚
テンプレート数 無料:8種類
有料:70種類以上
無料:公式サイトにて要確認
有料:50種類以上
48種類(無料)
HTML・CSS編集 不可
独自ドメイン
SSL
ロゴの非表示 可(有料) スタンダードプランのみ可
多言語対応 22ヶ国の言語に対応 英語
(外貨表記は34ヶ国)
英語、中国語、韓国語、タイ語

3社すべて商品の登録数に制限はありませんが、商品ごとの画像登録数はShopifyが250枚と突出しています。

デザインのベースとなるテンプレートはどこも豊富に揃えていますが、STORESのみHTML・CSS編集不可で、BASE・STORESは有料プランしかロゴの表示が消せない仕様になっています。

また、Shopifyの大きな特徴といえるのが、海外販売に強みをもっていること。3社のなかでも最多の22ヶ国の言語に対応しているため、越境ECに取り組む場合はShopifyがおすすめです。

集客機能

  Shopify BASE STORES
SEO対策 ・タイトルタグ
・メタディスクリプション
・ページのURL
・画像のalt属性編集
・ページヘッダー
・タイトルタグ
・メタディスクリプション
・「SEO設定 App」内での設定
-(STORES予約内にて設定可能)
Googleアナリティクスの設定
SNS連携 ・Pinterest
・Instagram
・Facebook
・Twitter
・Tumblr
・YouTube
ほか
・Instagram
・Twitter
・LINE公式アカウント
・Facebook
・YouTube
ほか
・Facebook
・Twitter
・Instagram
ブログ
メルマガ
レビュー

集客に欠かせないSEO対策は、ShopifyとBASEでタイトルタグやメタディスクリプションなどの設定が可能です。

STORESでは「STORES予約」という予約システム内でタイトルやキーワード入力ができますが、予約システムを使わない場合はほかの方法で対策をおこなう必要があります。

また、ブログ機能が搭載されているのもShopifyとBASEのみです。近年ではブログやコラムに力を入れる企業サイトが増えており、コンテンツの充実や新規顧客獲得のためにも、ぜひ導入しておきたい機能の1つです。

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Shopify・BASE・STORESそれぞれの特徴

ECサイトからの売上を最大化するためにも、各プラットフォームの特徴をおさえておくことが大切です。

ここからは、Shopify・BASE・STORESのそれぞれの特徴やおすすめポイントについて紹介します。EC運営の方向性や自社商品との相性も考慮しつつ、最適なプラットフォームを選びましょう。

Shopifyの特徴・おすすめポイント

Shopifyの特徴・おすすめポイントのイメージ画像

引用:https://www.shopify.com/jp

世界シェアNo.1のShopifyは今回紹介している3社のなかでもっとも拡張性が高く、カスタマイズしやすいプラットフォームです。そのためECサイトを本格的に作り込み、しっかり売上をあげたい事業者におすすめです。

幅広い決済方法に対応しており、テンプレートの種類も豊富。4,000種類を超えるアプリから必要な機能を選んで実装できます。

アプリには在庫管理や配送指示の自動化などのバックヤード業務に関するものから、ブログやSNS連携、レビュー機能などのフロント業務に関するものまであり、目的に合わせてカスタマイズできます。

また、Shopifyの料金プランはベーシック(29米ドル/月)・スタンダード(79米ドル/月)・プレミアム(299米ドル/月)の3つで、売上規模に合わせて選べるのもポイントです。

BASEの特徴・おすすめポイント

BASEの特徴・おすすめポイントのイメージ画像

引用:https://thebase.in/

BASEは初期費用と月額費用が無料のため、低コストでECサイトをはじめたい場合におすすめです。商品が売れなければ費用の負担がないため、試しにECサイトを開設してみたい個人や、売上規模の小さな事業者におすすめです。

BASEにはテンプレートが豊富に用意されており、好みのデザインから予算に合わせたサイト制作が可能。また、必要なアプリを搭載するだけで、ショップの機能を簡単にカスタマイズすることができます。

ただし販売時に手数料がかかるため、売上の大きな事業者には不向きとなっています。

STORESの特徴・おすすめポイント

STORESの特徴・おすすめポイントのイメージ画像

引用:https://stores.jp/

STORESには月額無料のフリープランと、月額2,178円のスタンダードプランが用意されています。フリープランは月額費用がかからないものの、決済手数料が5%とやや割高。

ただ、BASEでは決済手数料に加えて販売手数料がかかるため、総合的にみるとBASEよりもSTORESの方が利益が残りやすくなります。(プランによって異なります)

有料プランの場合、機能面は充実していますがテンプレート数は3社のなかでもっとも少なく、カスタマイズ性に劣るのがデメリット。STORESにもおしゃれなテンプレートはあるものの、デザインにこだわりたい場合は物足りなさを感じるかもしれません。

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まとめ

今回は、Shopify・BASE・STORESの料金や機能などを比較してみました。どのプラットフォームが最適かは事業の規模や目的、求めるものによって異なります。

ECサイト開設後にしっかりと売上をあげたい場合は、規模の大きな事業にも対応しているShopifyがおすすめです。

手軽にシステムを導入・運用できるうえにカスタマイズ性が高く、本格的なECサイト運営が可能になります。自社のECサイト構築をどのようにスタートさせるかお悩みの方は、本記事の内容を参考に検討してみてください。

株式会社ユニアースでは、shopifyをメインにECサイト構築を行っておりますが、BASEやSTORESなど他のプラットフォームもご対応しております。
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