【2023年最新】国内3大ECモールを徹底比較!それぞれの特徴も解説

2023.08.08(火)
コラム
【2023年最新】国内3大ECモールを徹底比較!それぞれの特徴も解説
この記事は約7分で読めます。

ECモールとはオンライン上のショッピングモールのことであり「楽天市場」、「Amazon」、「Yahoo!ショッピング」が国内3大ECモールといわれています。

国内3大ECモールといわれている通り、この3つのモールがECモールの出店や商品の出品に最も活用されています。

「3大ECモールにはそれぞれどのような特徴があるの」
「どのECモールを活用すればいいの」
など3大ECモールの活用を検討した際に、上記のような疑問を持つ方も多いと思います。

この記事では、「楽天市場」、「Amazon」、「Yahoo!ショッピング」それぞれを比較して、どのような特徴があるのか、どのような人にオススメなのかを詳しく解説していきます。

これからECショップの運営などを考えている方は是非参考にしてみてください。

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2種類のECモール

2種類のECモール

ECモールとは、1つのサイト上に、たくさんの出品者がオンラインショップの出店や商品の出品をすることができるECサイトのことです。

1つの大きな商業施設があってその中に、たくさんのテナントや店舗が入っている形式を想像してもらえると分かりやすいです。

既にECサイトに必要なシステムが用意されているため、サイトを自作する必要がなく手軽にオンライン上で商品を販売することができます。

様々なECモールがサイト上にありますが、大きく2つの形態に分類することができます。

テナント型

楽天市場とYahoo!ショッピングが代表的なテナント型ECモールとして知られています。

テナント型はECモール内にオンライン店舗を「出店」して、オンライン上で商品を販売する形態です。

マーケットプレイス型と比較して商品の販売までに手間がかかりますが、ブランドの特色やショップの特色を自分好みに出しやすいのが特徴です。

マーケットプレイス型

Amazonが代表的なマーケットプレイス型のECモールとして知られています。

テナント型と違って、ECモール上にショップを出店するのではなく、商品をECモール上に「出品」することでオンライン上での販売をおこなう形態です。

Amazonを想像してもらうと分かりやすいですが、ユーザーからみるとAmazon上で出品をしているショップそれぞれの実態が分かりづらいのが特徴です。

ECモールを活用すると何がいいのか

ECモールを利用することで、オンライン上で商品を販売することができるようになりますが、わざわざECモールを活用する必要があるのかと考える方もいるかと思います。

ECモールを活用することには以下の3つの観点でメリットがあります。

メリット1:集客

ユーザーは基本的に検索エンジンを介して、ネット上でショッピングを行います。

大手ECモールはSEO対策が非常に強いため、ECモール自体がユーザーの目に入りやすくなるため、必然とモール上で出品している自身の商品も目に入りやすくなります。

また3大モールにはブランド力もあるため、モール自体を検索して商品を探すユーザーも多くいるため、更なる集客が期待できるのです。

メリット2:信頼性

ECモールを活用する場合、商品の配送や個人情報の取り扱いなどを任せることになるため、信頼性が高いかどうかが重要になります。

特に国内3大モールは知名度も高く、信頼性の面で非常に高いため、安心して活用することができます。

またユーザーからみても、大手ECモールで販売していることで、知名度のないショップであっても、ある程度の信頼性を確保することができるのです。

メリット3:サポート体制

大手ECモールは発送の手続きや広告、コンサルティングなどのECショップ運営に関するサポート体制が整っています。

サポート体制を利用することで、初心者でも簡単にECショップの運営を始めることができます。

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国内3大ECモールそれぞれの特徴

「楽天市場」、「Amazon」、「Yahoo!ショッピング」が国内3大ECモールといわれていますが、それぞれの流通総額(総取扱高)や出店数、会員数は以下のようになっています。

楽天市場 Amazon Yahoo!ショッピング
流通総額 5兆円 4.5兆円 8,700億円
出店数 56,000店舗 178,000店舗 1,170,000店舗
利用者数 5,000万人 4,729万人 2,288万人

流通総額、利用者数を見て分かる通り、共にトップである楽天市場が国内最大手のECモールといわれています。

また楽天と比べて他2つのモールの出店数が多い理由として、出店のしやすさや初期費用が原因となっていると考えることができます。

ECモールへの出店・出品に必要な費用は以下のようになっています。

楽天市場 Amazon Yahoo!ショッピング
初期費用 6万円 無料 無料
月額費用 約2~10万円 最大4,900円 無料
手数料 月2~7% 月8~15% 基本的に無料

それぞれのECモールの特徴について以下で解説していきます。

楽天市場

楽天市場

楽天市場は1997年にサービスが開始され、今では国内最大手のECモールとなっています。

テナント型の形態が特徴で、ブランドや店舗のオリジナル性をモール上で表現することができるため、ブランドの特色をショップに反映したい方におすすめです。

楽天グループのサービスを利用することで「楽天ポイント」をお得に貯めることができる為、楽天ユーザーをしっかり集客できることも特徴の一つです。

知名度も抜群で、集客力もあるため、ECモールの機能として不足がないといえますが、
出店に審査があるため、気軽にオンライン上で販売をしたい方にとっては敷居が高めです。

また楽天市場のビジネスモデルとして、ショップの出店料と利用料を収益元としているため、モールへの出店や運営に他のモールと比べて費用がかかることにも注意が必要です。

その分、楽天市場に出店している店舗は厳しい審査に合格した証明にもなるため、非常に信頼できる店舗であるといえます。

Amazon

Amazon

Amazonでは「Fulfillment by Amazon」、通称FBAというECサイト運営に必要な業務を一貫して行ってくれるサービスが提供されているのが特徴です。

FBAではAmazonの物流拠点に商品を発送すれば在庫管理から、ピッキングや発送、梱包、カスタマーサービスまでを全てAmazonが代行してくれるため、個人でも簡単にショップの運営をすることができます。

Amazonでは、小口出品(月額無料)と大口出品(月額4,950円)の2つの出品方法があり、大口出品を選択することでFBAを利用することができます。

初期費用も無料で1品からでも出品をすることができるため誰でも手軽にはじめることができますが、デザインやカスタマイズの自由度が低く、出品者(店舗)ごとの特色を出すことが難しいので注意が必要です。

Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングはソフトバンクグループの子会社である、ヤフー株式会社が運営するテナント型のECモールで国内最大店舗数を誇ります。

「PayPay」という便利な決済サービスと連携していることにより、出店数が更に増加しており、今後も成長が期待できるECモールの1つです。

ヤフー株式会社は「Yahoo」という検索エンジンを抱えているため、SEO対策に強く、広告分野に強みをもっているのが特徴です。

広告分野に強いものの、出店数が非常に多いため、競争率が高く価格競争が起こりやすいので、その強みを活かすためにはマーケティングの工夫が必要となるのがデメリットです。

それぞれのECモールにオススメな人

国内3大ECモールそれぞれの特徴について解説してきましたが、どのECモールにもそれぞれメリット・デメリットがあるためどれを選べばよいか迷う方もいるかと思います。

ここでは、どのような人がそれぞれのECモールを活用するとよいのか紹介していきます。

楽天市場がオススメな人

楽天市場に出店をする際には初期費用と審査が必要となるため、個人の方ではなく、すでに法人でショップを運営している方におすすめです。

またテナント型のショップ形態を最大限に利用できるように、既にコンセプトやブランドがあるショップが、時間をかけてオンライン店舗を作り上げていくことをオススメします。

Amazonがオススメな人

Amazonで出品する方の多くが「FBA」を利用することを目的として出品をしています。

FBAを利用することでEC運営に発生する配送業務のほとんどをAmazonに任せることができるため、格安で業務をなるべく省きたいと考える方にはAmazonがオススメです。

Yahoo!ショッピングがオススメな人

Yahoo!ショッピングはEC運営にかかる費用が基本的に無料であるため、オンラインショップ初心者の方にオススメです。

また短期間での出店も可能であるため、ポップアップ的にオンラインストアを開きたいと考えている方も活用してみるといいでしょう。

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まとめ

以上国内3大ECモールについて詳しく解説してきました。
様々なECモールが存在していますが、ECモール運営初心者の方は3大モールの中から、ショップの運営方針に合うものを選んでおくと間違いないでしょう。

ECモールに出店する際には、商品設定や価格設定などサイトルールに従わなければいけないことには注意が必要です。

国内3大ECモールにはそれぞれの強みがあるため、利用する際はその強みを最大限活用することで他店との差別化を図ることを意識するようにしましょう。

株式会社ユニアースでは、3大ECモールの出店サポートをおこなっており、ブランドや店舗ごとのデザインもご対応しております。
また、出店後の集客対策もご要望に応じて柔軟におこなっておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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